José(Japon Organico Salsa Erotica)~Salsaの日~vol.2 Entrevista #9 ダーリン.saeko

今年も去年に引き続き、思わず興奮で絶叫が止まらない豪華アーティストの方々のパフォーマンスに感動しっぱなしのUWSTO。

JOSEをもっと楽しく、深く堪能していただけるよう、出演者の方々の旬なVoiceをお届けするJOSEスペシャルインタビュー企画PART9!! イベント終了後も続きます!!

今回は工夫を凝らして、なんとも贅沢ですが、スペシャルDJセットで出演していただいたGEN CON KENの大儀見 元さんに、JOSEオーガナイザーのダーリン.saekoがインタビューをしていただくというスペシャ企画を実現させていただきました。

saeko

ーーーーーまず初めに、ダーリン.SaekoさんとSALSAの出会いを教えてください。

ダーリン:いつの間にかですかね。。ちょこちょことラテン音楽に出会う瞬間があって。

はじめに覚えているのは*ランバダが大好きでした。小学校1年生くらいの時かな、刺激的でかっこよくて、ダンスをみて動きそのものにかなりやられてました。

その後は、TAPダンスを習っていた時にラテンジャズの音楽に触れる機会がとても多かったのと、17歳の誕生日に”DEEP RUMBA”というRUMBAのCDを姉にプレゼントしてもらったりして・・・

fania con celiafania con celia

からの”Celia Cruz and the Fania Allstars in Africa”のDVDを見て、あっ!これだ!ってなりました。

実際にサルサダンスに触れたのは、20代になってキューバ留学を経た後ですかね。

大儀見:17歳の頃のお姉さんのプレゼント!すごいですね。僕の場合は、母親がね”元は太鼓が好きだろう”ってことでボンゴをプレゼントしてくれてね。それがきっかけ。おっと、話が脱線!!

*ランバダ=ランバーダ/Lambadaとは、1980年代後半に世界的に流行したダンス&ミュージック。ドミニカ産メレンゲとコロンビアのクンビアが混ざり、ブラジルのフォホーやカリンボーの影響を受けた南米音楽

ーーーーーダーリンさんにとって”サルサ”の魅力とは?

ダーリン:やっぱりメロディー&リズム。

健康的で不健康的な。ちょっとさわやかなのにちょっとエッチで♡

リズムといえば、アフリカとかブラジル音楽とかも近いように感じるのですが、あの大きな大陸から生まれた感じともまた違う雰囲気というか。太陽が似合いそうなんだけど夜が似合うみたいな。

後は、ヒップホップでいうところのサンプリング的なそういう部分が魅力の1つではないかと。

他のラテン音楽のいろんな要素を混ぜてみたり、その時代の感覚に合わせて、別のジャンルのものを取り入れてしまう貪欲さというか、自由なところとか、遊びのできる隙間がちゃんとある感じとか。

 様々なラテン音楽の要素がいっぱい詰まった最新型ラテンミュージックですかね。DNAレベルで、人類にとって必要なダンス&ミュージック(笑)な気がしてます。

大儀見:あの混血感がいいですよね。僕はそこがSALSAのいいところだと思っているんですけど、アフリカから来た黒人の人のものとスペインのものと。それが混じって生まれた奇跡的なコンビネーションがもたらす音楽みたいな。

ダーリン:“混血感”いい例えですね♡

ーーーーー今から少し”JOSE”に関しての質問をさせてください。まずJOSEの名前の由来を教えてください

ダーリン:Japan Organico Salsa Erotico(ジャパン・オーガニック・サルサ・エロティコ)でJOSE!

ジャパン=日本

オーガニック=1人1人の存在が集まって、お互いに作用しながら活動すること

サルサ=イベントの企画・準備・当日に関わるすべての*活動

エロティコ=エッロチック

サルサの音楽やダンスそのものが有機的で、イベントの企画に関わるすべての活動がサルサ的活動につながっていて、それでいてちょっとエロチックなのを希望しています。

ーーーーーJOSE!タイトル素敵ですよね。いつも企画されるイベントは、ネーミングがキャッチーですよね。チラシ渡すと誰ですか?”JOSE”(ホセ)って?て聞かれますよ!

ダーリン:ありがとうございます。うふふふふふ。

ーーーーー普段ダンスをされているsaekoさんが、なぜJOSEを企画することにしたのですか?

ダーリン:そうですね。

ミュージシャンの人とダンサーの人って、お互いにとても近いところにいなくてはならない存在というか、だけど、自分が見てきた世界では、なんだか近いようで全く違う世界に住んでいる感覚があって。

ライヴでミュージシャンの人が出した音と交差できた時の気持ち良さって、なんて例えたらいいのか、わからないけど、この世のものじゃない不思議な力を感じるくらいで(笑)

やっとダンスの居場所を見つけたというか!ものすごくしっくりくる感覚があったりで。

古典的な舞踊、お祭りとか一緒の場所に立って楽しい螺旋を描けた時の

あーーダンスの神様喜んでくれた(笑)的な。

サルサの神様を喜ばしてしまおう!そして、それが遊びにきてくださったお客様の御利益になったらいいな(笑)みたいな感じを求めて。

ーーーーーこういう時代だからこそ”音楽や踊り”って必要だと思うのですが。そういう部分についてはいかがですか?

ダーリン:そうですね。(沈黙)

私たちは、いろんな歴史を辿り、例えば戦争、災害、貧困とか、ダンスとかしている場合ではない状況に追い込まれることって常にあると思うのですが、音楽と踊りがなくなることはなくて、それって単純に私たちが”必要”としているからだと思っていて。

ーーーーーなるほど

ダーリン:必要だから、永久になくならない。もしかしたら、その点については時代はそれほど関係ないのかもしれません。

でも、便利さを追求した技術が発達していく中で、いろんなものの理由の欠如というか、オートマチックに生活が変化してきて《なぜそれをするのか?》と心の変化に気がつかないうちに、次の作業へすすむことってありますよね。

日頃からそういうものに囲まれて生きると、心の微妙な変化にだんだん疎くなる気がします。

何を意味するのか深く考えなくても行動できてしまうみたいな。人の手を借りなくてはできなかったものが、一人でできるようになっていくとか。ダンスや音楽を実際にしてみたり、触れたりすると、明らかに心が動くのを感じます。”気持ちがよい”とか”あまり好きではない”とか。

そういう心の変化とかに気づくことは、オートマチック化される世界では、あまり楽ではないかもしれませんが、自立した考え方、選択の自由、その自由を守るためになるのではないかと考えています。

だから「音楽やダンスは、私たち人間が生きていくのに必要なこと」だとはっきりと認識できる場所が必要だなーってつくづく思います。

ーーーーーJOSEの見所・コンセプトを教えてください。ラッパーやストリートダンサーの人が登場しつつ、そこをサルサで繋ぐというイベント他にはないと思うのですが。

ダーリン:そうですね。コンセプトは、今まさに大儀見さんがお話してくださった通りで、縁結びですかね。ストリートから生まれた音楽、ダンス、カルチャーが好きな人たちが力を合わせて、お互いの愛しているものに耳を傾けて、サルサで結ばれる的な。

普段見れない掛け合わせが、このイベントでは盛りだくさんです。単純に男女との出会いとかあって、恋が生まれたらいいなとか♡

融合とか、クロスオーバーという話ではなくて、何か科学反応おきたらいいなーみたいな。お見合いのドキドキ感。何か生まれるかもしれないワクワク感とかギリギリなスリリング感。

ーーーーー今後JOSEはどうなっていくんですか?

ダーリン:ローカル感と人力感を大切に続けたいですね。

イベントに遊びに来てくれた人たちが100パーセント楽しんでくれることを望みつつ、自分ならこうしたい!!とか、ここが勿体無かったなって思ってもらえたりしたら嬉しいです。

その足りなかった部分を表現した別の形のパーティーが生まれりしたらイベント冥利に尽きます。

連鎖、最高ですね。

大儀見:言ってみればJOSEはsaekoさんの生み出したベイビーですからね。今後どう育っていくのか、ますます楽しみですね。いろんなダンスの経験をして、そして尚且つ、サルサのイベントを企画しているのが魅力的ですね

saekosaeko

ーーーーーでは、個人的な事を聞いていきたいと思います。SAEKOさんにとってダンスとはなんですか?

ダーリン:うわ、そうきちゃいました!!えっと、私ダンスしかできないんですよね。

ーーーーーですよね

ダーリン:笑

ダンス以外で自己表現ができるものが他にみあたらない。これ以上ないです。

ーーーーーそれはSAEKOさんにとってのダンスですね。では客観的に世の中においてのダンスとは?

ダーリン:ダンスとかは常にどこか余分なもの、遊びとしての位置付けだったりすることが多くて。

ダンサーという人種の役割というか、あまりそういう視点ではスポットライト浴びてない気がしますね。ダンサーって世の中でもっとも進化した人間の姿だと思ってます(笑)

ーーーーーなるほど。

ダーリン:俗にいう”ゾーン”的なのを体験する機会恵まれている人種だと思っていて。あれって、動物はみんなもっている生きるための直感、ひらめきだったり、そういう声に素直に従う少し霊的な瞬間だと思うのですが。

感情の起伏に、自分自身慣れるための。あっ!自分ってこんなに情熱的なんだーとか(笑)人間も他の動物のこととか理解できるようになるかと。共感力みたいな能力は備わる気がします。

そういう古代に大切にされてきたものを保ちながら、今を生きる人々みたいな。

相手を考えない行為とか、無差別に人を傷つける行為とか、いきすぎた、やりすぎてしまうことが起きづらい社会になるためには、みんな踊ったらいいと思う(笑)

あっ、あと、神様とダンスっていう下りは、またいつか!!お話しますね。

大儀見:そうですね(笑) その下りは踊りの別の側面というか、なぜ人は踊り続けるのかっていう話になってきますからね。また今度にしましょう(笑)

ーーーーーではこの辺りで、踊っていて今までで一番辛かったことを教えてください。

ダーリン:怪我をしたときですね。

怪我をするって、体だけでなくて、一緒に心も怪我しちゃうんだと思うんですよ。

ダンサーにとって踊れない時期ってすごいダメージだと思うんですね。

でも怪我している時って、自分を見つめ直す時期というか、反省入るというか。

もし次にまた踊れるなら、人の役に立ち立てるようなダンスしたい!って本気で思ってましたね。

今思うと、人間的に大きく成長しました。辛いんだけど必要なことだったんだと思えたりして。神様いるなって(笑)

葉隠葉隠

大儀見:こないだね、立ち読みをしていて”葉隠 ”という武士のバイブル、武士の心得みたいなのを読んで、やっぱ死を意識したりして、自分の終わりがそこにあると意識するということは、下手ができなくなるって。そこへ向かって覚悟ができる。ちゃんと認識することで自分の生き方がスリリングであり、スピーディーであり、クリエイティブなものになっていくという話で。

 ダンサーとして怪我をして体が動かないというのは、ある意味死を意味するんだと思うんですよね。そういう経験をされていることが、よりダーリン.saekoさんのダンスの魅力になっていると思うんですよね。

ダーリン:なるほど。もっともっと精進したいですね。”葉隠”チェックしておきます。

*葉隠 (知的生きかた文庫) =奈良本 辰也著

ーーーーーでは、次にダンスをしていて一番嬉しかったことは?踊っていて最高だなって思った時のこと教えてください。

ダーリン:光った時。

ーーーーー??

ダーリン:光ったなと思った時です。ピカって体の中から光る時。

で、そのために一生懸命練習とかして(笑)

(しばらく談笑)

ーーーーーへえーーー。ところで好きな言葉はなんですか?

ダーリン:私の大切な人が言っていた言葉しか浮かばなくて。それでもいいですか?

ーーーーーはい。いいですよ。

ダーリン:“勇敢”ですね

ーーーーー嫌いな言葉は?

ダーリン:汚い言葉嫌いです。

ーーーーー笑 清潔好き?

ダーリン:いじわるな言葉が嫌いです。傷つく(笑)

ーーーーー自分を動物に例えると?

ダーリン:犬(即答)

ーーーーー笑 なぜ?

ダーリン:目的があって、一生懸命そこまで向かおうとするけど、だいたい寄り道しちゃう。夢中になることが次々と現れて、だいたい寄り道しちゃってたどり着かないパターンに陥ります。あと戌年です。

ーーーーーということは、今回のこのJOSEをしていく中でも、寄り道はしちゃっているのですか?

ダーリン:すみません。寄り道しちゃってます(笑)

ーーーーー寄り道しちゃってよかった?

ダーリン:はい。とっても!

言うならば、このJOSE vol.2スペシャルインタビュー企画もその一つですからね。

これ、本当に時間がなくて、できるのかわからなかったんですけど、どうしてもやりたくなっちゃて、ぶっ込みでさせてもらえて本当に良かったなって。ある意味寄り道したんですよね、そこで。

 

 出演者の方がそれぞれしてくださるお話が本当に面白くてその世界にどっぷりはまってしまって。その瞬間、その人の世界観に寄り道しちゃうというか、入っちゃうんですけど。

その人たちの紡ぐ言葉が、まるで自分の言葉だったかのように自然に入ってきてしまって。お話を聞く中で、”ゲストの方にイベントに出演してもらいたかった理由”が妙に納得できてしまって。楽しかったです。

ーーーーーではそろそろ最後になってきました。無人島に持っていけるBEST3を教えてください

saekosaeko

ダーリン:ドラえもん

ーーーーー笑 それドラえもんがいたら最強じゃないですか。どこでもドアとか。

ダーリン:えっ!そうなんですか?

ーーーーーそれ、ダメですよ。

ダーリン:”ドラえもん”あとは”ゲゲゲの鬼太郎”

ーーーーーうふふふふ。それ、アニメのキャラじゃないですか

ダーリン:笑 

ーーーーーそれ、実在しないじゃないですか

ダーリン:いや、でもちょっと・・・・・

あとは、アミーゴ(友達)!!

ゲゲゲの鬼太郎は、お化け、妖怪から守ってもらえるでしょ。

ドラえもんは、便利なものを出してくれるでしょ。

あっ、音楽。。

ーーーーーそれは、ドラえもんがなんとかしてくれるでしょ。ドラえもんがいたら、そりゃなんでもありじゃないですか。ある意味反則ですよ(笑)

ダーリン:そうですかね・・・・

ーーーーー現実的に持っていけるものだとしたらなんですか?”ドラえもん”も、”ゲゲゲの鬼太郎”もいないですよ。

ダーリン:えー、いないのですか。

ーーーーー友達はいいですよ。現実的ですから。本当に持っていきたいものは!?

(沈黙)

ダーリン:犬。

ーーーーー笑 ただの寂しがりじゃないですか

ダーリン:いや、犬と一緒に寝たい。獲物とかも捕まえてきてくれそう。

ーーーーーいいと思いますよ。で後は?

ダーリン:船!!

あっでも、iPod欲しい。

うーん。じゃあ、決めました。

ーーーーーはいはい

ダーリン:iPodと犬と船で!!うふふふふふ♡

以上、本日はお時間ありがとうございました。大儀見さんにインタビューをしていただけるだなんて、なかなかない貴重で贅沢な体験となりました。

インタビュー:ダーリン.saeko
インタビュアー:大儀見元
協力:間所直哉
企画 UWSTO

⭐️ダーリン.SAEKO
saeko
大塚生まれ。阿波踊り出身。温泉カラオケでダンスデビュー(2歳の頃)。
Tapの世界に魅せらた10代。
REGGAE.HIPHOP,BEBOP.HOUSE.DEMBOW… 川を登ったり、下ったり、セカイストリートダンス&ミュージックへの探究心が止められない。 音楽やダンスは、’思想や人種に縛られない’を信じて、キューバの深い懐にスポッとはまるように留学。 キューバ国立民族舞踊団、キューバインターナショナルバレエ学校で修行。LAZARO ROSS創設GRUPO OLORUMにダンサーとして参加。
留学後、相変わらずのフリースタイルな生き方に磨きをかけ,振付師&ダンサーとして、地元への愛は変わらずに、キューバ、ベトナム、台湾、コンゴ、カンボジアなど、国内外で活動。 最近は、AFRO CUBAN WORK SHOP活動のもと日本全国駆け巡り、様々な人と文化に触れ、みんなとアミーガになる旅を続けている。

受賞歴:2014.2015年 World Latin Dance Cup,Plo Same Gender 3d place(Team S.B.W.W) 2016年 在日CUBA大使館主催と日本CUBA関係促進委員会主催 CUBA SALSA DANCE COTEST 1st place and more…

José(Japon Organico Salsa Erotica)~Salsaの日~vol.2 Entrevista #9 ダーリン.saeko