今年も去年に引き続き、思わず興奮で叫びたくなるライブ必須の豪華アーティストの方々に出演していただけることになり、すでにワクワクとドキドキ止まらない日々を過ごしているUWSTO.
当日をもっと楽しく、深く堪能していただけるよう、出演者の方々の旬なVoiceをお届けするJOSEスペシャルインタビュー企画PART8!!
本日は、リズム感、ファンキーさ、渋さ、独自のスタイルを追求し西から東まで絶大な人気を誇るFRESH SEIJIさん(以下SEIJI)にお話を伺います。
ーーーーー早速、ダンスを始めたきっかけを教えてください
SEIJI:小学校3、4年の時に当時流行っていた*ダンス甲子園に影響を受け、毎週ビデオに録画して釘付けになっていました。それが僕のダンスの入口でした!
*ダンス甲子園=「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で放映された企画の一つ。その後爆発的なダンスブームをつくる
ーーーーーちなみに出身はどちらなんですか
SEIJI:広島です。山と田んぼが美しい所です(笑)
何にも無かった所だし、情報もダンススクールももちろんなかったので、録画した映像見て、ステップ、ウェーブを練習してました。
そしていつかやれたらいいなって。ヘッドスピンとかも練習してみたり!
ーーーーーえ(笑)いきなり、ヘッドスピンですか(笑)レベル高いw
SEIJI:まぁ、出来るわけがないんだけど(笑)
同じ高校にダンスやってる友達がいて、広島のダンサーの練習場所に連れていってもらいました。そこにはダンス甲子園に出ていた’インペリアルJBs’のメンバーの方がいて興奮したのを覚えています。
ーーーーーそれは大興奮!!ですね
SEIJI:そこに、頭で回ってる人がいて…早速、”頭で回るやつってどんな感じなんですか?”って聞いてしまいました。その人はテレビで見てた人でした!
その興奮以来、これだぁ!と決心、ダンスに目覚めました。凄い人たちがいるなーって。
それがきっかけ(笑)
ーーーーーその後早速ダンスを始めるのだと思うのですが、SEIJIさんといえばロックダンス⭐️その頃からロックダンスを始めるのですか?
SEIJI:高校の友達がポッパーだったので、最初に始めたのはPOPでした。ダンスの基本だからって言われてPOPの不思議な動きとかにはまっていました。
POPを2年位真面目にやって、広島のダンサーの練習場所に出入りして、LOCKを習う事になりました。
その当時、広島のダンサーは色んなスタイルを持ったクリエイティブなダンサーが多くて、マジでかっこよかった。
ーーーーーやっとロックダンスが出てきた♡少しそのあたりについてお話を伺いたいのですが、ずばり、なぜロックダンスが好き?
SEIJI:ファンク音楽の持つあの雰囲気と、ステップが好きっていうのと、フリースタイルの匂いもありながらお洒落だから!
考えてみると、曲が好きなんだろうね。ファンクからニュージャック、アシッドジャズみたいな。
後は、性格的な部分。ファンキーだったり、コミカルだったり、お客さんにアピールするようなテンション。もちろんDOPEにいくのもありだけど、やっぱり見てもらってお客様に楽しんでもらえるところとか、FUNKの汗臭い感じが好きだしね。
ーーーーー先ほど、音楽という言葉が!!ぜひ何か一曲オススメの曲をお願いします。
SEIJI:Acid jazzからは、BE-BOP CREWの人たちが踊っていたTHE BRAND NEW HEAVIESの”DREZAM COMEZ TRUE”
(ここでしばらくBEBOPクルーのVIDEO鑑賞。。。。)
そしてこれも、 LAのレジェンドダンサーが沢山出てます。ダンスから、街の背景が浮かび上がってくる感じが最高です。
herb alpert north on south street
やっぱりFUNKといえば‼︎
血が騒ぐってこれだと思います!
JAMES BROWN
このへんのにやられましたね!!!
ーーーーーいやーーカッコいいですね。
SEIJI:ロックダンスっていう括りでなく、ダンスそのものがかっこいい。
ーーーーーセイジさんにとっていいダンスとは?
SEIJI:最近思うのはね、やり方とか、形じゃなくて、醸し出す何かみたいなその人の個性が出ているのがいいダンスだなって。
ーーーーーカッコイイダンサーとは?
SEIJI:これできるよ、あれできるよというダンサーより、よりその人の感じが見えるダンスがかっこいいなって。
今は時代的に、大会、バトル、成績、評価とかが目立つというか。やっぱりみんなそっちばっかりに目がいっちゃうというか。
パワーがあったらいいとか、音ハメでなんとかとか、そういうんじゃない気がして。
ーーーーーなるほど。。。もっと、もっと話してください(笑)
SEIJI:俺がカッコイイと思っていたダンサーは、そこにクリエイティブなものがあったんだね。
日本に入ってきたストリートダンスは、発展していく中で、すごくクリエイティブなものになったと思うん。オリジネーターが来日される時に、それは俺たちのやっていることとは違うって言うことがあって。
若い人たちは、素直だからあっ、それは違うんだ!!って思ってしまう。
でも、日本で変化していった事も知る必要があると思う。
ーーーーー日本で独自に変化してきた面白さを残していくには、何が必要だと思いますが。
SEIJI:よくね、同じような気持ちでいる人と喋ったりするけど、みんなもう無理なんじゃないかなって言ってる。
言ってる人間は少数派で、変わっているという感じに思われるんだけど。
ただ、分かり合える人たちでお話をしたりする時間って必要だよね。
第一線で活躍しながら、自分のダンスを守っていくっていうのは本当に大変だと思う。
バランスは大切だね。それから、好きなものが変わらないことも大事かなと。
ーーーーーそういうバランスをとりながら、自分の表現を貫ける人、体現できる人が作り出すものを見てもらえたり、活躍してもらえるのはとても嬉しいですね。
SEIJIさんに今回参加していただけるのは、そういった意味でも嬉しいです。そこでJOSEにむけていくつか質問をしたいのですが。
1)SALSAって好きですか?
SEIJI:好きだよ。奥さんがサルサやメレンゲ、バチャータ、クンビアなんか踊るから教えてくれて、昔はよくサルサを踊りに行ったよ。
salsaの持っているリズム感がすごく情熱的に感じる。
ダンスと音楽のつながり、形とかじゃないじゃんっていう魅力がある。
ーーーーー2)自分のやってきた踊りなどに、共通項ってどこかありますか?
SEIJI:ラテン音楽きていて、ティトプエンテとか聴いてると、これがoriginalか!と発見する事が多い。ブレークビーツもやっぱりラテン音楽がベースになってたんだ!って。ロックダンスのオリジネーター(THE LOCKERS)のメンバーの中にラテン系の人がいて、やっぱり腰の入り方とかノリが違うなって、好きだなって見てた。FLUCKY LUKEの作ったSTEPとか。
やっぱり僕はこの感じが1番好きです!
THE LOCKERS!!!
ーーーーー3) 最後にJOSEに遊びにくるお客様に一言お願いします♡
SEIJI:サルサの空気を味わいながら、情熱的に自分のダンスをしたいなと。
見に来てくださるお客様も情熱的に楽しみましょー
ーーーーー本日はとても貴重なお時間ありがとうございました!!素敵なお話をいっぱいきけました!!
インタビュー:FRESH SEIJI
インタビュアー:ダーリン.saeko
協力:間所直哉
企画:UWSTO
⭐️FRESH SEIJI(TORUS/yygcru)
オールドスクールのロックダンスをベースにさまざまなジャンルをこなす、マルチダンサー。
充分なファンデーションを武器に、その場限りのテイストに展開していく。
いつも気持ちはFRESH!!
踊る顔はFRESH!!
酔っ払うとSO FRESH!!